B.A.D.の感想
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)
- 作者: 綾里けいし,kona
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 文庫
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二時間かけて読了。私がラノベに二時間かけるって相当である。
さくっと入って*1そのくせ後半はヘビー級。それでも先が読みたくなる文章力と展開。
うぁー重い、休むか
↓
よしよし可愛いなこいつぅ(布団もとい脳内彼女を抱きしめながら
↓
よし、また読むか
こういうペースで読んだので二時間かかりました。ま重い小説読む時の常だけど。
ところで、人間の味っていうのはやっぱ血抜きで決まると思う。血を抜けば抜くほど美味い人間になってく訳ですな。
自分はラノベで抜ける血は粗方抜き切ったと思ってたんだが、まだ自分がこんなに血を流せるとは思いませんでした。それくらい凄いライトノベル。0.5lくらい抜けたかもね、ペットボトル一本分。というのは負け惜しみ。
結局、
「もう主人公幸せにしてあげて!!素直にあの娘とくっつけてあげてぇだr”!!3RQ2!!!」
って感想を持たせておいて、消化不良のまま畳み掛けるっていうのはかなり有効なテクなんだなぁ。再認識しました。文学少女もそれだし。でも文学少女は、本命とすらくっ付かない(10年後くらいにくっつくっけ)っていう鬼畜物だっけ・・・
後半で神様のメモ帳みたくgdgdにならないことを祈ります。二巻までしか買ってないけど。