三題話

お題:『ラノベ 変態 yahooメール』
  
  
三題話というのがあります。元々は、寄席で客が出した三つのお題を使って即興で話す、みたいなのらしい。
どうして、寄席なんて興味なさそうな私がそんなのを知ってるのか。なんてこたぁありません。ラノベのネタになってたから。

なんか、商品貼ると促販みたいになっちゃうので、そう書いて罪滅ぼししておきます。

大雑把に言えば、文芸部所属の主人公が、先輩に毎日三題話書かされるラノベです。
これ読んで「なんか面白そうだなー」とか思ってたので、なんとなくやってみた。後悔は・・・盛大にしてるところです。変態とyahooメールにどうつなげろと
  
仕方が無いので、どうしてラノベと変態とyahooメールがお題になったのかでも説明させてもらいましょう。簡単です。ふとブラウザのタブを見たら、神様のメモ帳のアマゾンレビューと、yahooメールとこれ(えちぃので閲覧注意)があったからです。ね?ラノベとyahooメールと変態でしょ?
  
  
・・・やめても良いっすか?良いですよね。踏まれたい感じのところ紹介したし、良いですよね。え?駄目?
  
どっちみち後味が悪いので、真面目に書きます。
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「おはよっ!!」
「え?」
目が覚めたら、メイド服着た黒ニーソの女の子が自分の体の上に馬乗りになっていました。
うん、夢だね。とりあえず、もう少し寝ることにしましょう。お休みなさい。
「ちょ、何で寝ちゃうのよぉ!!お前起きろっ!!」
・・・叩き起こされました。ポカスカ殴られてるけど、彼女が非力なせいかちっとも痛くないです。なんか和む。
ニヤニヤしながら見ていると、いつのまにか彼女の拳に込められた力が抜けていき・・・
「こいつ、生意気過ぎ・・・・ぐすんっ」
「泣くな!!」
泣いちゃいました。なんだかなぁ。僕は、あやしながらこっそり彼女を観察することにしました。
見た目は、中学生ぐらい。全体的に幼い。胸は・・・
「どこ見てるのよっ!!悪かったわねつるぺたで!」
彼女の胸を見てたら、怒鳴られました。ごめんなさい。
  **
「はい、お茶」
「あ、どうも」
彼女にお茶を入れてもらい、僕達は何故か二人でコタツに入ってる。ぁあ、暖かいェ・・・
「で、ここどこなんですか?あと、君だれ?」
「・・・自分から来ておいて、それはないでしょう・・・・・・」
「は?どういう事?自分から来たって」
聞き返すと、彼女はため息をついてお茶をすすってから語りだした。
「多分、どうせロクに注意事項読みもしないでクリックした馬鹿だわ、こいつ。私が説明するのか・・・はぁ、やるしかない。
 あなた、ライトノベルって知ってるわね?」
「うん、僕の部屋の本棚の半分の敷地を占領してる奴等ね・・・って、はぁ?」
うっかり僕の趣味晒しちゃったけど、そんなことは置いておこう。どうしてこんな所に来てライトノベルなんて出てくるんだ?
「最近、良いラノベ作家が居ないのよ。そこで、大手ラノベレーベル電○文庫はとあるプロジェクトを立ち上げました。まあ、手っ取り早い話、その辺のラノベ厨にラノベを作らせようっていうプロジェクトよ」
「それと君とがどういう・・・」
「あら、簡単よ。ラノベ厨をライトノベル的世界に放り込めば、それだけで彼らラノベ厨はライトノベルを構築してくれる。
 貴方、メールにくっついてたURLクリックしてここに着たんでしょ?
「URLをクリックして」、彼女の言葉で記憶がよみがえる。そうだ、僕はyahooメールに届いていたメールに添付されていたURLを、良く本文読みもしないでやけくそで開いて・・・
「やっと思い出したのかしら。
 そうよ、ここはライトノベルの世界。魔王を倒すのも能力で戦うのも、世界を救うのも女の子とイチャつくのも、何だって出来る。
 好きなようにしなさい」
  
  
好きなように、といわれてとりあえず彼女を押し倒したのは言うまでも無い。

自己評価

後悔してる、反省もしてる。
死にたい。