ポメラDM100の使い勝手

DM100しばらく使っていますが、つーかこの文章もポメラで書いてますが、結論から言うとポメラの使い勝手は
『想像以上に良い』
です。
ポメラの良いところを幾つか上げると

  • 燃費が良い

カタログスペックは単三二本で二十時間ぐらいだったと思います。勿論画面照度等運用によって変わってくるのですが、そういうのはおいておいて、この持ち時間は、新品の電池を奢ってやれば、一週間は普通に電池交換なしで運用できる事を示唆しています。まあ、私は有り余ってる他の機器の食い残し電池で走らせてるので二日やそこらで交換の憂き目を見る訳なのですが。*1

  • 辞書は便利

初めて見たときは
「こんなとこにボタンつけてどーする」
とも思いましたが、右手伸ばして一発で押せるところに辞書を入れたのは上手い設計だとすぐに気づきました。PCで文章打つときは、自信のない表現なんかググって調べるのですが、ポメラの辞書はググるより早いんだもん……
(ただし、左側のぶるーとぅーすとQRとカレンダーは押しづらい、というかこの配置は左利きの人怒るんじゃないか?)

  • 消えない文章

書いてる途中に辞書開いても蓋閉じても、ちょっとのことじゃ文章が消えない。つーか数日使ってるけど、今まで一度も消えてない。
買う前は大したメリットじゃないと、一々保存すれば良いだけの話だと思ってましたが、これ結構便利です。
考えてみれば、自動保存積んでるソフトには今まで散々ひどい目に遭わされてきた……というか、自動保存システムにマトモなのが無かった……のですが、独立端末のポメラにその原則を適用するのは過ちだったかもしれません。

  • 普通に打てるキーボード

買う前はちっこいから苦しいんじゃないか?と思っていたのでしたが、杞憂でした。我が家のメインキーボードはきっちり沈む、台形のキーが斜めについてる昔風の奴(ただしキーが適度に軽い奴)で、そんなの常用してる私にポメラ型のキーボードはどうかと思ったけど、なんのこたぁない普通に使える。文相専用端末とだけあって、その辺はちゃんと出来てるんだなと感心。
小ささ故に微妙に打ちづらい感じはあるけど、それでも普通にブラインドタッチ出来てるので、許容範囲。むしろちっちゃいデリケートな女の子の体弄るような感じがして楽しいです。

  • 想像以上の機動性

私が叩いてみただけでも、222letter/minut(実測)の快速をはじき出し(出来る人がやれば300/mくらいは出ると思います。)、また一瞬で辞書を開け一瞬で別のファイルにアクセス出来る。PCへのデータ転送もUSBケーブル一本であっという間(SDは抜き差し面倒なので転送には使えない、使うなら倉庫としてさしっぱ運用でしょうか。容量少ないテキストファイルにそこまで必要かは未知数ですが)。
それでいてどこにでも持ち運べ……ノーパソみたいに、持ち運ぼうと思ったら重くてでかくて萎える、ってこともないし……、打ちたいところでかちゃかちゃやれる。
  
  
と言った感じで、買う前に想定していた問題は軒並み大丈夫、と考えてもいいレベルです。
値段的にはネットブックが買えるといっても、ここまで使いやすいネットブックはないだろう……つまりポメラマンセー

*1:食い残し電池でも数日走れるっていうのはメリットです。