プアオーディオとピュアオーディオとマニアとオーヲタの道

我が家のオーディオ環境はこんなんである。
CDP・・・1050円(ジャンク、改造)
EQ・・・1050円(ジャンク、改造)
AMP・・・およそ8000円、自作、マルチアンプ
SP・・・3000円(ジャンク、改造)+4000円(ジャンク、改造)
こうしてみると結構お高い。まあ、どうせ音質の客観的評価は面倒だから、ここは唯我独尊的にミニコンポ一式の値段でピュアオーディオの音、と評価してみる。
  
ところで、この値段でピュアオーディオの音を出すのは結構大変だよ。ピュアオーディオなんて、エントリーモデルのスピーカーの価格が俺のシステム合計の価格を上回る、どころかDAC一つ、真空管一本で俺のシステムが買える世界だよ。
嘘である。実は、かなり簡単。
万単位で買えば一つ30円のチップの寄せ集めとか、1930年代の技術水準で製造可能な真空管とかが、何万、何十万もするほうがおかしいのである。正しくやれば、せいぜい数万円で実現して当たり前。
  
  
ところで、私の師曰く
「ヲタクは嫌いだけどマニアは嫌いじゃない。その違いは、常識があるかどうか。一般人の水準を維持した上である方面に秀でているのがマニア、一般人として駄目だけどある方面に秀でているのがヲタク」
とのこと。言葉の意味を勝手に捏造すんなと突っ込んだのは言うまでも無い。言ってる事は分かるけど。
さて、この視線で考えると、そもそもオーディオメーカー自体が『ヲタク商売』してるし、それを買う側もまた『ヲタク』なのである。
  

結論

マニアを名乗る者、メーカーから買ってはいけない。自作、改造、レストアすること。
谷川流風に言うと「出来合いのオーディオには興味ない。これからアンプになるトランジスタハードオフのジャンク棚に並んでる構造がシンプルで改造しやすいCDP、エッジが脱落しているスピーカーは俺のところまで来い」ですね。